《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー53-
亡父からはこんな言葉も教えられた。
それがこれ・・・・「刹那心機の転換」。
「刹那」とは・・・時間の単位のことで極めて短い時間。
言い換えるなら”瞬間瞬間”を意味している。
「心機」とは・・・・「心」の動きや働きのことを指す。
解り易く言うなら”暑さ寒さ”だ。
昨年の夏の猛暑は凄まじかったが、
『あぁ~暑いなぁ~やってられないよぉ~』
または、
『こんな凍てつくような寒さの中じゃ何もやる気がしない』
・・・ではなく、
極端に言うなら、
”暑さがキツイ”時は・・・・『これならストーブ要らないね』。
”寒さがキツイ”時は・・・・『おぉ~今日はエアコン要らん』。
このくらいな気持ちで自分に言い聞かせてみる。
これを「刹那心機の転換」と呼んでいる。
つまりは、
どんな状況下でも、
自分の「心一つ」で、
いかようにも受け止め方は変えられるということ。
暑い寒いも、
辛い苦しいも、
その「感覚」だけに揺さぶられないようにすること。
客観的に目の前の状況を把握して、
それに適応した対策をすぐに講じることが大切だという教え。