《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー54-
人生を生きていく上では「目指す処」というものがあるが、
多くの人はこれを、
会社に入ったら取締役になるとか、
独立していつかは社長と呼ばれるようになるとか、
一昔前なら庭付き一戸建てを手に入れるといった、
物質的要素が強い「目指し」を意識することがあるが、
生きる上でもっと大切なことはそんなところには無い。
こういう「目指し」を意識していると、
何度も言うが、
私達の行動原点が「欲」である限り、
いつまでも満たされない欲望から、
落胆と失意的焦燥煩悶の状態に追い込まれていくだけになる。
*焦燥煩悶(思い通りにならない状況に苛立ちもだえ苦しむ状態)
人生の「高見」とは、
地位上げるとか、
ランクを上げるとか、
極めて難しいところで頑張ることや、
収入を増やすということではなく、
「自己創造」を構築していくということを忘れてはならない。
そのためには、
いま目の前にある「やれること」に全力で向き合うこと。
これの積み重ねしかない。