《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー28ー
私達の「心(脳)」が、
積極的か消極的かで次に迎える「時」は全く違ったものになる。
「心(脳)」が積極的であれば、
人生はどんな場合も明朗で颯爽溌剌とし、
勢いの満ち溢れたものになる可能は広がる。
反対に消極的だと、
その可能性はマイナスの方向にしか向かなくなる。
では、
この「心(脳)」とは具体的にどういうことを指すのか?
それは、
私達自身の目の前に起こる、
”出来事(現象)”に対する「受け止め方」を指す。
いつも言っていることだが、
一般的に私達は目の前に起こる”出来事(現象)”を”感情”というもので受け止めがちになる。
”感情”・・・つまりは好きとか嫌いとか、
得意とか苦手とかと言った分類でしか受け止めていないことが多いということ。
”出来事(現象)”というのは、
私達に対して「何かを指し示している”現象”」ということ。
それを積極的な意識で前向きに受け止めるか?
消極的な意識で、
『やだなぁ~』
『どうしよう?』
『困ったなぁ~』と、
その”現象”を消し去ることだけを考えれば、
必然的に「心(脳)」そのものが消極的になっていくだけ。
ただこれは、
「何でもポジティブに受け止めて行きなさい」といぅような、
表面的なお話ではないことも理解しておかないといけない。
”自分の足りないところ”に自分自身で気付きを持って向き合えということを忘れないことがポイント。