《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心”を「風」のごとく!」 ー42ー
多くの人は”1人は寂しい”と感じやすいが、
実は、
「独りになる」ことは心を落ち着かせ、
自分自身と向き合うには最良の方法と言える。
私達は、
ほとんど日常の生活の中で、
”誰か(他人)”を自分の中に引き込んで生きている。
家族がいて、
仲間いることは素晴らしいことではあるが、
その中に埋もれて、
”自分を見失ってしまう”ようなことになっては元もこうも無い。
”孤立”は好ましくはないが、
「孤独」は自ら意識して作るに値する時間だ。
1人になって、
静かに、
自分と真正面から向き合ってみる。
誰もいない。
そこには自分しかいないのだから、
自分自身の「心」以外に「気」を遣うところは何もない。
人は誰にでも隠しておきたいようなこともある。
誰かに知られたくないこと。
恥ずかしくて、
後悔ばかりが時間と共に積り、
いつも心の中に思い鎖のようにへばりついているようなこと。
そんな自分だけが知っている”自分の闇”の部分も、
静かに思い起こしてみる。
それはいずれも過ぎ去りし過去のこと。
どんなに忌まわしい出来事も、
その事実を変えることはできないが、
それを振り返りながら、
「自省と自制」の中で今をどう生きるかで、
過去の出来事そのものは変えられなくても、
「その意味付け」を変えることは誰にでも可能だ。