《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心”を「風」のごとく!」 ー43ー
私達は、
”他人と比べること”でしか自分を知り得る術を知らない。
『あの人は頑張っているなぁ~素晴らしいなぁ~』
『あの人は辛いことがあってもいつも前向きだ見習わなきゃ』
こういうふうに、
誰かを自分の手本にしてという意識は大切なことでもある。
ところが多くの場合、
『私もあの人のようになれたらいいなぁ~』と、
その表面的なものにあこがれ思い描くだけで、
自分は何もしないでいるとか、
『あの人に比べると私なんか・・・・』と自己嫌悪に陥るようなことがあるなら、
そういう意識はすぐに捨て去る方が良い。
人はどんなに努力しても「他人の人生を生きることは不可能」。
他人からは、
その人の言動の中から、
自分自身が何に気付けて、
それを、
どう自分の行動に移していくかでしか学ぶことはできない。
他人を羨ましがってみたところで、
自分がその人と同じようになれるわけではない。
自分自身が『素敵だなぁ~』と感じる人は、
その人が、
その人の人生の中で、
しっかりと「やれること」に向き合い。
それを無我夢中になって「やり続けてきた」結果でしかない。
その人の見えるところ、
耳にすることだけに意識を奪われないようにすることが肝要だ。