《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー53ー
私達の目の前には、
日々、
さまざまな”出来事(現象)”が舞い降りてくる。
楽しいこともあれば、
辛く苦しいこともある。
自分をよく理解してくれる人も現れれば、
まったく真逆の価値観の人も出てくる。
会社の中では、
腹に据えかねるような言い方をしてくる上司もいる。
何度言っても理解してくれない部下もいる。
それに一々、
囚われていたら、
自分の心の中が大きく乱れるだけのことだ。
心に吹き込んできた”怒りの嵐”や、
”悲しみ苦しみの波紋”に反発し抗おうとすれば、
心(脳)の中は、
そのことで一杯になり、
自分の心は硬直化していくだけしかなくなる。
喜怒哀楽という私達の「感情」は、
人間らしさそのものなのだから、
湧き上がって来る「感情」を変えようとしないで、
そのまま受け入れれば良い。
『あぁ~俺はいま、こいつの放った言い方に激怒している』
そう自分を自分で客観視してみることだ。
人は自分で自分を客観視することは出来ない。
「客観視できる」ということは、
”その自分”は「自分じゃない」ということ。
つまり、
目の前の”現象”だけに振り回されている、
もう一人の自分ということになる。