《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー51ー
昔、
中国の年老いた高僧が、
真夏の炎天下に日よけの笠もかぶらずに椎茸を干していると、
側にいた弟子が、
『なにもこんな炎天下で・・・もう少し日差しが和らいでからでもよいのではありませんか?』と声をかけた。
するとその高僧は、
「更にいずれの時をか待たん」という言葉を返したそうだ。
この言葉の意味は、
「今でなくてそれはいつだ?
いつになったらこれをやるのにふさわしい時が来るのだ?
そんな時は来るはずもない」
つまり、
『ここしかない!いましかない!いまやる!』
こう決めたのは紛れもない自分自身だ。
そう覚悟を決めたのなら「やる!」以外に道はないということ。職場も決めたのは自分。
自分の「意志」を使って決めたはず。
それがいつの間にか、
会社への不満、
上司や部下への不満で満ち溢れていってしまうのは?
自分が、
自分で決めたことにすら「無我夢中」で向き合っていない証。
自分で決めたことにすら「無我夢中」で向き合っていない人が、
上司から出された指示に「無我夢中」で向き合える訳がない。