《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場を100倍楽しくするには?」 -4-
あのメモの一件。
『これ便利だね!』
『これ使いやすいよ!』
こういわれると、
『もっと便利にしちゃおう!』
『もっと使いやすくしてやる!』
こんな心理が働く。
やっと”電話番”が面白くなって、
楽しくなったころ、
なぜか、
この仕事から解放された。
考えて見ると、
面白くなったから、
楽しくなったから解放されたのではなく、
『なんとかしよう!』と、
無我夢中で取組んだからだろう。
無我夢中で取組んだから面白くなり楽しくなった。
まずは、
どんなことにも”無我夢中で取組む”ことだ。
そしてこれを忘れてはいけない。
「凡事徹底」
どんなことも、
まずは小さなことを確実に行う。
周囲の人が”当たり前”と思っていることを、
他の追随を許さないくらいに徹底してやること。
私はいつも若い人にはこういう話をする。
誰かにご馳走になった時、
”会社で役員にまでなる可能のある人間は、
そのご馳走してくださった方と別れた瞬間、
御礼のメールを入れる。
部長になれるような可能のある人間は、
1時間以内にメールを入れる。
課長になれる可能のなる人間は、
帰宅したらすぐに御礼のメールを入れるが、
係長どまりの可能しかない人間は、
翌日の出社してすぐになり、
平社員どまりの可能しかない人間は、
次にお逢いした時に御礼をいうしかなくなる”。
これは、
ビジネス社会を生きる上で、
極めて重要なこと。
私はなんど、
こんな凡事で救われたことか?
それもこれも、
そういうことを口酸っぱく教えてくれた、
父と恩師のお陰である。
どんな小さなことでも恩を受けたら、
それは返さなくてはならない。
退職する時や、
これまで共に歩んできた人達と、
道を分かつ時など、
メール一つで済ますような輩は、
間違っても、
その先に良い可能は待っていない。
運命がそういうことを許してはくれない。
人生とはそういう”筋書”の中にできている。