第2,116号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -85-

 

昨日の彼のお話しだが、
なぜ?
彼は私のセミナーを自ら進んで受講しに来たのか?
それは、
それから半年したころに明確になった。

私のセミナーを受講したころ、
彼には仕事があまり入っていなかった。
身分不相応な家賃のところに住み。
いつの間にか、
その生活環境も変えられなくなり、
その時の彼は、
そばで見ていても気の毒なくらいだった。
『そんなに生活が苦しいなら引っ越せば?』
『それも考えたのですが・・・・』
『ではこうしたら?』
『それも考えてはいるのですが・・・・・』
人前では雄弁に、
落ち着いた雰囲気で語る彼の姿はそこには無い。

しばらくして、
『ご相談したいことが・・・・』
『先生のセミナーをお手伝いさせてください!』
この”お手伝い”の意味は未だによく判らないが、
『良いですよ!』

『いつか私もこんな時が来るのかもしれない』
そんな気持ちから、
こう応えたが、
つながらない縁は何をやってもつながらない”ものである。

またしばらくすると、
『先生!お陰様で仕事が来ました!』
喜ばしいことである。
この連絡をしてきたまでは、
彼にもまだ自分が見えていたのだろう。
ところがその後、
ある出来事で一度だけ『逢っていただけませんか?』と
連絡があり、
小一時間だけの会話をした以来、
彼からの連絡はほとんどなくなった。
この時も、
その”ある出来事”に対する彼の言い訳を聞いただけ。

親しい経営者の方々は、
『先生の人脈と関わりを持ちたかっただけでしょう。
お付き合いは見合わせられた方が・・・・』と
苦言を頂戴したが。

このシリーズでお届けしてきた、
いつも気持ちの整理整頓をしよう!」とは、
こうした己の姿を、
心の中のもう一人の自分サポーター)を呼び起こし、
しっかりと向き合うことを忘れると、
結局は、
目先の現象だけは一時的に解決されても、
その本質は何も解決されないまま、
また新たな”悩み”を生み出すことになる、
この事例では
この”真理=「原理原則」”をお話ししたかったのである。

どうか目の前の”出来事(現象)”と向き合い、
その受け止め方感情)、
それに対する考え方思考)、
そして、
どう行動するかという(肉体)の3点を、
自分の中に存在する
もう一人の自分インサイダー・サポーター)と、
しっかりと向き合い人生を歩まれてください。

ご自身の感情思考肉体を、
客観的に観察でき自覚できている内は大丈夫です。

永いシリーズをお付き合いいただきありがとうございました。
明日からは、
少し現実的な問題点と向き合って、
職場を100倍楽しくするには!」をお届けします。

 

 

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