《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」 ー7ー
「”ただの作業”も一手間かけると「仕事」になる」
Ⅿさんのこの言葉は、
その後の私に「仕事の”面白さ”を教えてくれた」。
「こうしたらもっと効率的に出来る」
「こうすればもっと使いやすくなる」
「こうした方が・・・・」
「こうやってみたら・・・」
「やってみて」反対されるようなことも多くあったけど、
反対されたら反対されたで、
「こうしたら改善になるかなぁ~?」と、
さらに私の「仕事に対する”面白さ”」を増やしてくれていった。
こうして4年目を迎えようとした頃、
やっと、
少しづつ信頼されるようになり、
重要な仕事へと少しづつ向き合う「仕事」も移行していった。
”目の前の作業を一つひとつ知恵と工夫を加えながらやり続ける”
その後、
大きな仕事も任されるようになっていったが、
いま思い返せば、
その「大きな仕事」というのは、
あの目の前の”小さな作業”を「懸命になって手掛ける」こと、
その延長線上にあった気がする。
あれから50数年が過ぎ、
いまの私は、
「仕事」そのものが私自身になっていると感じるくらい、
充実して楽しい日々を送れている。
それもこれも、
あの”つまらない小さな作業”を、
人一つ積み重ねてきたからだと確信している。