《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」 ー6ー
会社という組織に入って、
まぁ~3年はほぼ雑用だ。
私も入社して2~3年は、
褒められた社員ではなかったように記憶している(笑。
まず「仕事」というものを舐めてた。
誰でもやるようなコピーや書類のお届けに伝言。
入社して半年もしない内に嫌気がさしてきていた。
楽しみといえば、
同期の中と仕事帰りにつるんでは夜の街に。
遅くまで酒を呑んでは、
帰ると実父に叱られ、
二日酔いでガンガンする頭を抱えては翌日の朝を迎えていた。
1カ月に2~3回は、
『あぁ~休みたいぃ~』と思ってベッドから出ずらい朝。
「仕事」も軽んじていたというか、
自分を過信していたというか?
『こんなもの時間かけてやるようなことじゃない』
『明日迄と言われたけど見てろ・・・俺ならすぐに終る』
こんな調子でいたから、
ケアレスミスも多く、
しょっちゅう恩師であるT課長からお目玉を食らっていた。
そんな私が、
”課長から怒られない”を目的に掲げ取組んだのが、
「作業に一手間かける」ということだった。
これを教えてくれたのは亡き父の後輩で、
高校時代に3年間夜のアルバイトでお世話になった、
あの料理の達人ことR・Ⅿさんだ。
『猛いいかぁ~。
”ただの作業”も一手間かけると「仕事」になるんだ』
入社氏のお祝いをいただいた御礼で、
Ⅿさんのお店を訪ねた時、
手料理をごちそうになりながらこの言葉を教えていただいた。