第4,592号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー96-

 

何度も言うが、
誰にでも”問題”はある。
どんな組織にも”問題”はある。
この”問題のあること自体は問題ではない
なぜなら、
人も組織も進化し続けていくためには、
一つひとつ改善しながら向き合っていくしかないのだから。
あること自体は”問題ではない問題”も
そのままにしておくわけにはいかない
なぜなら、
これもまた、
そのままにしておくことは人や組織の進化の妨げになるから
ではどう対策を取っていくべきか?
手法として柱になるのは2つ。
一つは「対症療法型対策」というもの。
簡単にいうなら、
この方法は”その場しのぎの対策”といえる。
例えていうなら、
お客様からクレームが来たら、
何をさておいてもお詫びに出かける
これは起きてしまったことに対する”お詫び”であって、
この”問題自体を起こさないようにするための対策ではない
TVの会見で企業の経営者が雁首並べて謝罪している姿があるが、
あれがこの「対症療法型対策」の典型と言える。
これはクレームに対する謝罪だけではない。
人手不足という”問題に対する応援人派遣や急な残業
欠陥商品に対する代品納入値引き
こういったものは、
あくまでもその場しのぎの対策であって
問題そのものの改善対策にはなっていない
ただ、
こういう対策が悪いわけではない。
対応スピードという点からいうなら満点対策だ。
またタイミングよく実行できるし、
本対策までの時間を稼ぐことにも役立つ。

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