《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー97-
「対症療法型対策」に対して存在しているのが、
「根本治療型対策」という手法だ。
こちらは、
その場しのぎの「対症療法型対策」に比べると、
しっかりと時間をかけて、
過去に遡ってその”問題”の原因追及からはじめ、
根本的なところから対応していくので、
根底にある原因を取り除くことが可能になる他、
再発防止にも役立ち、
組織全体の生産性向上や、
従業員の能力開発や、
モチベーション向上にも良い影響をもたらしてくれる。
ただし、
時間がかかるし、
面倒くさい作業が山積みされし、
スピード対応にはならない。
目の前の”問題”はまずは取り除くことが大切。
これをやらなければ次には進めないから。
だが、
大切なのは、
その後の対応の仕方にあることを忘れてはならない。
たとえ面倒くさかろうが、
時間がかかろうが、
「原因追及➡対策の具体的立案➡準備➡実行」という、
このステップをやらない限り、
「対症療法型対策」でやり残した”問題の根本的問題”は、
取り除くことが永久に不可能になる。