第2,103号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -72-

 

悩んで悩んで悩み抜いて、
心底困り果てた状態に陥ったことが過去に何回かある。
私は、
こんな時は、
”を天に任せることにしている。
『この仕事受けるべきか?断るべきか?』
『この集まりには出るべきか出ないべきか?』
『この投資はするべきか否か?』
『この会社に入るべきか止めるべきか?』
『この人とは今後も関係性を続けていくべきか?否か?』

昔ある上司からこんなことを質問されたことがある。
それは、
私の息子が生まれた時のこと。
『禰宜!もしもだぞ。
もしも奥さんとお子さんと3人でボートに乗っていて、
嵐にあったとする。
ボートを漕げるのはお前だけ。
でも、
このまま3人乗っていれば3人とも死んでしまう。
奥さんかお子さんか?
どちらかを助けるには、
どちらかを見捨てなくてはならない。
お前ならどうする?』

この時の私は、
すぐさま、
『3人でいっそのこと死にます!』と応えたが、
その上司は、
『それではダメだ!
みすみす100%助かる命を
自ら捨てるなどということは許されない』

しばらく悩んでいると、
上司は、
『仕方がないから妻と子供にジャンケンさせる!』
心の中で、
『なんて軽薄な人なんだぁ~』と
ちょっと軽蔑しながら聞いた記憶がある。

その後今日まで、
このたとえ話のようなことは起こらないでいるが、
自分で決断しなくちゃならない時は山ほどあった。
でも、
そんな時はいつも、
”を天に任せて鉛筆を転がして決めたこともあった(笑。
でも、
結局は、
数年または数十年したら、
全て良い結果になっている。

人生って、
そんな道筋が出来上がっているのかも?
だから、
まずは、
目の前の”悩み事”に振り回されないこと
65年の人生を振り返ってみると、
まだ私は、
本当の”悩み”にぶつかっていないのかも?
だって、
全てはいつの間にか解決しているから。
億の負債を抱えたことも、
左足を切断すると覚悟させられた時も。
いつの間にか解決してしまっている。

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