《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -71-
”悩み”や問題点を解決するには、
まずはこの二つを自覚できているかが重要なポイント。
『今の”悩み”は?』
『経済的に苦しいのでなんとかしなくちゃ』
こういう人は、
まずこの”悩み事”、
一時的に解決はできても根本的には解決できない。
『どこかで、
誰かにチョッと借りてその場を凌ごう!
今の状況さえ変えれば・・・・・』
こんな意識が根底にあるから、
基本的な姿勢はどこも変わることがない。
だいたい”悩み”と”問題点”は表裏一体。
先日も古い友人で、
呑む前に何やら薬を飲んでいるので、
『なんだ?』と聞いたら、
『肝臓の数値が上がってしまって!』と、
酒を呑んでいた馬鹿者がいた(笑。
話を聞いていると、
数値は下げたいと思っているらしい。
でも、
お酒もやめられない。
私だったら、
まずしばらくは酒をやめる。
なぜなら、
自分の身体の異常を自覚できるから。
彼はまずこれがやれていない。
自覚が無いから、
どこかで『大丈夫!』と思い込んでいる。
でも、
症状だけは変えたいとも。
「自覚」
”覚”とは、
以前「覚悟」のところで話したが、
”無明”のこと。
”無明”とは智慧の無い状態を表している。
智慧が無いから、
行く道が暗くて先が見植えない状態と同じ。
自らが、
この”覚”を失っているということは、
目先の状況だけから逃れたいと思っているだけで、
その”悩み”の本質に対しては何一つ対応していない。
”していない”というより、
”やれない”のであろう「自覚」が無いから。
こんな時は、
一つひとつ”問題点”を書き出してみることである。
それも、
より具体的に。
書き出すことでそれは整理可能になる。
部屋の整理をする時だって同じ。
どこが”問題”なのかを最初に検証して行わなければ、
整頓はおろか整理もやれない。
お店の集客が下がっているなら、
思いつく”問題点”をどんどん具体的に書き出すところから。