《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー8-
「マネージメント力」を正しく発揮していくには、
まずは”現状把握”を正しく行わなくてはならない。
自分が管理する職場の実態・実績がどうなっているのか?
これをつかまない限り、
その場に眠る”問題発見”にもつながってはいかない。
ここで気を付けなければならないことがある。
多くの企業組織を見ていてよくあるのが、
『○○はやってるか?』
『はい!やってます』
『売上はどうだ?』
『はい!まあまあです』
こんなやり取りだけで済ませているところがあまりにも多い。
「実態」を把握するには録画か録音が必要になるが、
そこまではやれなくとも、
すくなくとも”見える化した「記録」”は絶対的に必要になる。
「やってます」
「出来てます」の言葉だけでそれを確認しないのは、
”部下を信じているから”とは大違いだと知らねばならない。
もう一つの「実績」だが、
こちらに必要なのは数値記録だ。
特に、
売上、利益、経費などの実績は、
数値でその推移を追いかけること。
①.「スタート」➡
②.「実態・実績把握」➡
③.「目標設定との比較分析」➡
④.「改善処置と指示」➡
⑤.「次のステップに今回の”統制”を活かす」➡
⑥.「再び・スタートに戻る」
④~⑥が定期的に行われ、
初めて、
その場しのぎではない、
「マネージメメント」が”サイクル”として活きてくる。