第2,092号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -61-

 

先日、
有楽町の本屋の片隅に、
面白いタイトルのついた本が在った。
変わりたければ変わるために必要なことを実践しよう!」
なんとも面白みの無いタイトルなのか、
最近じゃ珍しいと思って、
本をペラペラとめくってみると、
全く子供だましのような事例が・・・・。

例えば、
お店のみんなで飲み会をする。
今までは、
単なる飲み会で終わっていたから、
今回は目的をしっかりと共有して。
目的は、
職場内のコミュニケーションを高める
これは目標や目的が存在していると、
それを目指そうとするから
すると、
この飲み会をコミュニケーションを高める場所にするには、
そのためのルールをつくる。
計画どおりに進まないと人間はいら立ちを覚えるから、
飲み会の最中にもルールを決める。
ずっと笑顔でいるとか、
必ず誰かと会話を5分以上するとか。

もう、
このあたりまできただけで、
あほ臭くなってきたので本を閉じた。
こんなことを当たり前のことと信じ、
『当たり前のことをやっていけば全ては変えられる!』と、
強く綴られていたけど、
まずこんなことやらされながらの飲み会は楽しくない。
それに、
コミュニケーションを高めるのに飲み会は必要ない。
大切なことは、
一人ひとりが、
己の「在り方」見つめて、
人としての基本的なことを愚直に取組めばよいだけ。
それに職場も、
個人も、
何一つ”変えようとする必要性”などどこにも無い。

変えよう!”とするから無理が生まれる。
『変わることを恐れるな!』
『変わりたいとは思うけど
そういう自分を感情がストップをかけてくる!
そういう感情を捨てろ!』

変えよう!』と考える前に、
現状の自分を、
現状のお店を、
現状の社内を、
その状態、状況を具体的に見つめること。
一つひとつ、
細かなところまで、
具体的により具体的に見つめていく。

自覚というものが目覚めるまで

人もお店も会社組織も家庭もまずはそれから。
それをやらずに、
目の前のことだけ”変えようとする”から、
無理な「やり方」に走り、
ストレスやイライラを生み出すことになる。

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