《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「自分の人生に”他人”を引き入れるな！」　ー25－

「気さくな人」と”調子のよい人”とは別物だ。
普段から無口で、
テンポの速い言葉のやり取りが苦手で、
自分から話題を提供するなど、
とんでもない話と思い込んでいる人でも、
声をかけてきてくれた人に返事を返すことはやれる。
もし自分が知らないコトや、
まったく興味のない話を振られたとしても、
『ごめんなさい良く解らなくて』と返すだけならやれる。
つまり、
相手の質問や話題に対して正直に丁寧に返すだけのこと。
普段は無口な人と思われていても、
人はそういう人には偏見を持たない。
普段は社交的で、
人付き合いの上手いといわれる人に声をかけてもらうより、
『取っ付き難そうだなぁ～』と感じていた人から、
丁寧に応対してもらうことの方が嬉しいものだ。
『この人は案外”気さくな人”なんだぁ～』と思ってもらえば、
そこから先に特に親しい関係性が築けなくても良いのだ。
自分を主張ばかりして、
『これが私の魅力です』とばかりに、
自分の魅力を売り込んでくる人に比べると、
相変わらず、
取っつきにくい雰囲気を醸し出しているかもしれないけど、
そういう人の方が信頼できるものだ。
「気さくな人」と感じてもらうだけで穏やかな関係性を保てる。
反して”調子のよい人”というのは、
一見すると腰が低く控えめに見えるが、
よくよく話をしているとすぐに判る。
気が付くと、
自分の得意分野にばかり話を持っていこうとし、
言葉は柔らかく優しい感じがするが、
どこか”上から目線”で向き合ってくる。