《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「自分の人生に”他人”を引き入れるな!」 ー7-
世の中は”競争社会”だといわれている。
幼稚園からの”お受験”に始まり、
幼い頃から激しい競争を勝ち抜かなければいけない。
社会に出れば出たで、
今や年功序列は完全に崩壊し、
ライバルと呼ばれる周囲の人間に負けない実績を上げて生き残りを目指す。
そういう風潮だけを取り上げれば、
確かにそういう社会になっているのかもしれないが、
そういう感じ方は私から見ると一面的なものだと思っている。
実際には有名大学を出なくても、
自分の好きなことで身を立て、
多くの収入を得ている人もたくさんいる。
親の収入格差が教育格差を生み出しているというのも、
データの上ではそういった傾向にあるのかもしれないが、
経済的に苦しくとも、
子供にきちんと、
「学びによる気付き」の大切さを教えている家庭では、
子供自身が向上心を失うことは少ない。
最近は、
”褒めて育てる”という言葉の裏で、
子供や部下に対して、
何も言えない親や管理職が増えてきているようだ。
”褒めて育てる”というのは決して悪い考えではないが、
これを受けられる子供や部下には絶対的な条件が伴う。
それは・・・・「躾」の部分だ。
「躾」の部分で成長していない子供や部下には、
こういう接し方はマイナスにしか働いてはいかない。
家庭でも学校でも企業でも、
組織の中で「組織人」として生きていく上で最も大切なコトは、
「自分の役割をきちんと果たす」ということだ。
例え有名大学に入れなくとも、
出世コースから外れたとしても、
”自分の「やれること」”をしっかりとやっている人間には、
必ずチャンスが向こうからやって来る。