《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心配事”から自分を解放しよう!」 ー9-
「正直さ」
「素直さ」
この言葉はよく耳にするだろうが、
実際のところ、
この言葉の持つ意味を正しく理解している人は少ない。
残念なことに、
いまの社会ではまた、
この二つの言葉のような姿勢は、
あまり報われることが少ないと考えている人も多くいる。
もちろん私も子供の頃から幾度となく”嘘”をついてきた。
そのほとんどが、
自己保身か損得。
または自分をよく見せようとする欲からだった。
でもやはり、
人生では「素直に!明るく!正直に!」。
これに勝るものはないと確信したのは、
恥ずかしながら50も半ばを過ぎてからだった。
そんな私の経験上からだが、
「正直さ」を活かすためには、
いくつか覚えておかなくてはならないことがある。
一つ目は”損得・打算を混入させてはならない”。
これをはじめに置くとまず「正直さ」は失われる。
二つ目は他人を視野に入れない。
『こういったらどう思われるか?』
『こんなこと言ったら相手が傷つくかもしれない?』
一見すると、
こういうことが”思いやり”と思い込んでいる人もいるが、
本当に相手のことを案じているなら、
”そのまま「正直」に”伝えることが大切だ。
最後は、
自分の感じるままに「批評」はしても良いが、
絶対に”批判”になってはならない。
「正直に」
「素直に」なって意見を言うということは、
相手やその事項に対して”批判”をしろということではない。
「正直に意見をいう」ことと、
”相手の意見を批判する”ことの大きな違いは、
それに対して起こりうると危惧される事項を具体的に述べ、
それに代わる代案が準備されているか否かで決まる。