《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「”感情”の本質を知ると”感情”に振り回されない」　ー12－

自分を”リラックスさせてくれる人”。
私達は相手に対してそう感じられる人を「良い人」と感じる。
この”リラックスさせてくれる人”とはどういう人を言うのか？
それは笑顔に溢れた人でもなければ、
自分の意見に同調してくれる人でもない。
物静かな人でもなければ、
寄り添ってくる人でもない。
そういう人とは、
真剣に自分のことを考えてくれている人。
時に静かに話を聞いてくれて、
時に厳しく叱責してくれて、
時に一緒に涙を流してくれて、
時に具体的に道筋を示してくれて、
自分の意見に固執しそうな自分をリラックスさせてくれる人。

人の意見というのは人それぞれにある。
自分の意見が一つの見方（切り口）なら、
相手の意見もまた一つの見方（切り口）に過ぎない。
その場で決着をつける必要などどこにもない。

でも大切なことが一つだけある。
どんな意見を口に出しても構わないが、
それが相手に受け入れてもらえるか否かは、
それまでの自分の「行動」によって決められるということ。

自分の時間管理もできない人間から、
『時間を守れよ！』と言われても誰も聞かない。
自分の健康管理もやれていない人間から、
『自己管理しろよ！』と言われたところで、
誰も受け入れる人はいない。