第4,249号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情”の本質を知ると”感情”に振り回されない」 ー6-

 

感情」に振り回されないようにするには、
これしかない!”という受け止め方ではなく、
いろいろある」という受け止め方を心掛ける。
物事を”やんわりと受け止める”こと。
私も若い頃は、
白黒つけないと気が済まない性格で、
この”やんわりと受け止める”というのがとても苦手だった。
だから、
会議の席上でも、
自分の意見が少しでも批判されると、
『じゃぁ~私が間違っているとでも言われるのですか?』と、
相手かまわずに反論していた(笑。
すると当然ながら相手も、
『そんなことは一言も言ってないだろ疑問点を質問しただけだ』
こう返してくる。
こうなると、
会議で”何を目的にしているのか”が不明になりだし、
自分の意見が正論と認めさせること」が
まるで目的のように変化していってしまう。

研修でも昔は、
受講生が批判的こちらが勝手にそう思い込んでいた)な意見を言ってくると、
『なんでこいつは理解出来ないんだぁ~?。
こちらがこんなに一生懸命に取り組んでいるのに・・・・』と苛立ちを感じたものだが、
今では、
『あぁ~そういう考え方もあるよなぁ~』と受け止め方を変えられるようになった。
そんな私を、
古い受講生は、
『先生丸くなられましたね』と笑うことがあるが、
歳を重ねて少し幅が出てきたと自覚はしているが、
実はあの頃の方がはるかに優しさにも溢れていたともいえる。

それから考えると、
いまは逆にドラスティクで厳しくなっているのかもしれない。
ただ自分自身を振り返ってみると、
あの頃の私は、
嫌な感情」”を放っておくのではなく、
それにこだわってどんどんと膨らませていたのかもしれない。
こうなると日常生活の中でも、
チョッとしたことで”嫌な感情」”につかまりやすくなる。
だとすれば、
それは周囲の誰のせいでもなく、
ましてや自分のせいでもなく、

自分自身の単なる受け止め方の問題ということだ。

 

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