《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「目の前の出来事の”受け止め方のコツ”を身に付けろ」 ー11-
「思考(考える)」時は常に「一考二案」を旨とする。
アイディアを求められた時も、
提案書を出す時も、
企画書を作成する時も、
この基本姿勢を忘れてはならない。
私達は、
”たった一つの答え”を出すことは非常に難しい。
あちら立てればこちらが立たずで、
最初っから、
「一つの答え」にたどり着こうとすると、
自由度は減り、
制限に阻まれ、
奇抜なアイディアが出にくくなるばかりか、
「思考力」そのものに柔軟性が失われていく。
その点、
「答は二つ」または「それ以上ある」という意識でいると、
肩の力も抜けて柔軟性が増してくる。
もう一つ、
「一つの答え」に囚われなくなると、
「考える」うえでも偏りが少なくなる。
私達は「考える」ということを、
”既存の何かを否定すること”と誤解していることが多くある。
例えば、
会議やミィーティングの席で、
「みんなが黒と言うから自分は白で・・・」というのは、
”考えたこと”にはならない。
私達は、
「一つの答え」を出そうとする時、
浮かびだされたAの答えとBの答えを比較して、
どちらかを”否定”することで、
その「一つの答え」を導き出そうとしがちだが、
そうではなく、
AとBの”二つのこと”をジョイントさせて活かすことでCという思いもよらぬ新しい答えを出すことが、
「一考二案」の基本的な姿勢といえる。
続きはまた明日。