《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「目の前の出来事の”受け止め方のコツ”を身に付けろ」 ー9-
「思考力」を高めるる次の準備は”思考の見える化”だ。
「思考時間の確保」はできても、
その”進め方”で戸惑う。
私もそうだったからこれは強く理解できる。
そんな中、
試行錯誤しながら数年かかってたどり着いたのがこれだ。
それは、
”頭の中に浮かんだことを文字にする”という方法。
頭の中に浮かんだ画像だけではない。
電車の中の中づりポスターのコピーとか、
街中の看板やPOPに書かれている言葉や図柄。
昔は書き取っていたが、
いまの時代なら、
すぐさまスマフォで写メすれば済むことだ。
撮った写メはそれを見ながら後でこれも”書き出していく”。
”書き出すコト”で自分の中に浸透させていく。
「考える」という作業をする時にはこのヒントが活きてくる。
ただ黙って腕組をして「考えよう!」としたところで、
そう簡単には多くのことは浮かんでは来ない。
それどころか、
こういう状態で「考える」という作業に向き合うと、
間違いなく“他のこと”を考えだしてしまう。
これから「考えよう」とすることの、
ポイントとなる言葉、
以前に聞いた言葉、
関連する言葉や図柄、
そういうものをどんどんと目の前の紙に書き出していくことだ。
この時、
大切なことは”焦らないコト”だ。
取り留めもなく浮かんでくることは、
「一つの点」でしかないのだから、
すぐさま答えになるようなことはない。
ただの雑念のようなその「一つの点」をどんどんと書き出して、
少しづつ少しづつ、
時間をかけて「線」にし、
また時間をかけて、
「面」にしていくのがこの「考える」ということだ。
「思考(考える)」ことは、
点から線へ、
線から面へと広げていくこと。
そして、
「考える」という作業はさらに奥に進めなくてはならない。