《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない！」　　ー43－

私達の「気」は、
さまざまな外的環境（現象）。
つまり、
”五感”で感じるものの影響を受けて、
つねにころころと変化していく。

仕事も順調で、
子供の学業成績も問題なく、
妻が出かけに、
素敵な笑顔で、
『いってらっしゃい！気を付けてね』と声をかけてくれると、
将来はバラ色だと感じ、
仕事も家族も、
乗っている車も最高だと感じ、
それまでの人生に感謝も湧いてくる。
ところが・・・・、
仕事中にチョッと嫌ことが起きて、
自分の思い描くようにことが進まなくなってくると、
急に風向きは一転する。
『お帰りなさい！』と最高の笑顔で迎える妻には、
『お前は呑気でいいよなぁ～』とつい口が滑り、
ガレージの車は、
考えればもう10万㎞も走っているからおんぼろに見えてきたり、
ＴVゲームをして騒いでいる子供には、
『宿題やったのか？』とこれも口が滑って要らぬ一言が。

こんなに自分の”気分”が
コロコロと変わるのは信じがたいと思うだろうが、
たいていの人はまずそうだ。
落ち込んでいる時は客観性はどこかに飛んでしまい、
追い詰められて切羽詰また感じになる。
”気分”の良い時は、
そんなことはついぞ忘れ、
何もかもが良く見え始めてくる。
妻も、
子供も、
職場も、
仕事も、
上司も部下も、
持っている車や服も、
自分自身の将来性さえ見方がコロコロ変わる。