《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない！」　　ー17－

私達が「忍耐力」を身に着けていくにいろいろな方法があるが、
私は、
ビジネスの世界でこれを身に着けるには、
「記録」というものをしっかりとることを進めている。

企業組織の中で、
育った環境も違う、
立場の違う人達と、
現状を共有しながら、
共通の目標に向かって進んでいくには、
かなりのエネルギーを必要とされる。
特に、
入社して5~6年までは、
会社内での責任も少ないが、
権限範囲も少なく、
なかなか、
自分の思い描く通りには目の前のことに向き合えてはいけない。

”二律背反（にりつはいはん）”
時には、
理不尽と感じてしまうような、
”100%と事実と200%の矛盾の中”にいるような感覚で、
仕事と向き合わなくてはならないこともある。

私は顧問先のそうした従業員の方々にカウンセリングする時、
『上司とか先輩とか”相手”を意識するな！』と強く言っている。
それよりも、
自分自身をいつも見つめ、
会議で自分の意見が無視されるような経験をした時は、
その様子をしっかりと「記録」しなさい』。
自分がどんな意見や提案をしたのか？
それに対してどういう意見が向けられたのか？
こういうコトをしっかりと「記録」することは、
それ自体が、
自分自身の”保険”にもなり、

なによりも、
それを数年後に見直すと、
自分自身にとって驚くべき財産になっていることに気付く。

企業の中で行われる会議や打ち合わせというのは、
”自分の意見を通す”ことが「目的」ではないはず。