第3,988号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!》
「”IQ“よりも”EQ“の時代! ”感情”に強くなろう!」 -38-

 

星稜高校野球部の部室に掲げられた言葉は、
まさに「EQ」的な捉え方をしていて、
単なる精神論を掲げたものではない。

当時、
押しも押されぬ巨人軍の4番だった松井選手。
よほどの低迷が続かない限り、
その座は安泰だった。
それが大リーグに行くとそうはいかない。
どの選手も、
オープン戦で結果を出せなければ、
開幕戦からレギュラーには入れない。
普通なら、
ここで多くの人の場合、
それがプレッシャーとなって押しかかってくる。
そしてそれを受け止める自らの「感情」は、
『どうしよう?出来るだろうか?』
『もしレギュラーになれなかったらどうしよう?』と、
その「感情」に振り回され悩んでいく。

ところが彼は、
その「感情」を見事に”識別利用”し、
それならとこんなコメントを残している。
『昨年までとは全く違う環境条件で、
野球というものに取組めるこんな嬉しいことはありません』
結果を出さなければレギュラーは獲れない
このプレッシャーを、
彼は「幸せ」と捉えたことになる。

そういえば、
レース中に事故で無くなったF1レーサーの、
アイルトン・セナも同じような言葉を口にしていた。
逆境が起こる限り自分は成長し続ける”・・・・と。

 

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー