《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「”IQ“よりも”EQ“の時代！　”感情”に強くなろう！」　－17－

3歳のころから積み重ねられてきた”いまの自分”。
多くの人が、
この”いまの自分”をどこかで勘違いし始めてしまう。
勘違いというよりは、
その自分を、
自分ではないように受け止め、
「自分じゃない自分」をどこかで演じて生きていることにも気付けなくなる。
親との確執や、
子供の頃に味わった嫌な辛い出来事を、
『早く忘れたい！』という「感情」に流され、
いつの間にかそこから逃げている自分に気付けない。
”気付けない”から、
そのままずっと背負い込んでいくしかなくなってしまう。
人は誰しもが、
多かれ少なかれ過去の何かを背負って生きている。
だから、
『俺だけが・・・・』
『なんで自分だけが・・・・』
そんな「感情」は抱く必要もないのに。
これはもう人として生きていく上での”性”のようなもの。
だからこそ、
まずは、
そんな自分としっかりと向き合い。
素直な気持ちになって、
自分の「過去の全てを受け入れる」ところから始めるしかない。
この「自分の過去をすべて受け入れる」。
これこそが前に進む最大のポイントになる。

しっかりと、
「自分の過去と向き合う」ということは、
自分を客観視するということ。
私達人間は他人のことは簡単に客観視できるのに、
”自分のことだけは客観視でき難い”。
言い換えるなら、
”自分を客観視”できるようになるということは、
その「自分は自分ではない」ということにもなる。

これが「EQ」でいうところの「感情の識別」という作業だ。