《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”IQ“よりも”EQ“の時代! ”感情”に強くなろう!」 -2-
私達人間は”感情の動物”といわれるように、
目の前の出来事”現象”というものをまず「感情」で受け止める。
「感情」とは簡単に言うなら”快”か”不快”のこの2つ。
心理学者のポール・エクマンはそれをさらに6つに分類している。
「幸せ」
喜びとか嬉しさといった自分が心地よく受取れる「感情」。
言い換えるなら”快”の「感情」。
反して”不快”の「感情」というのが次の5つ。
「悲しみ」
「苦痛」
「怒り」
「恐れ」
「嫌悪」・・・・この5つ。
ところが、
こういう「感情」がどこから来ているのか?
これを意識して考える人は少ない。
まるで、
嗜好品である食べ物のを選択するかのように、
「これは好き」
「あれは嫌い」という位置づけで選別してしまいがちだ。
つまり”食べず嫌い”のままで終わってしまうことも多くある。
これは食べ物に限ったことではない。
自分が経験したことのないことに対して、
恐れや嫌悪感を感じるのは仕方のないこと。
でも、
”食べること”を一度もせずに、
「これは嫌い」というのは”思い込み”に他ならない。
「これは嫌い」と断言するなら、
まずは「食べてみること」だ。
食べ物は途中で我慢できないものもあるだろうが、
自分が向き合う仕事とか、
取組むことに関していうなら、
まずしっかりと最後まで完食してから選択すべきこと。
まず完全に向き合って、
それで選択するならまだしも、
やる前から、
「これをやって何になるのか?」と考える向き合い方は、
実は・・・・、
「これをやって何になるのか?」と、
考えているふりをしているだけで、
その「本質」は『えぇ~やりたくないなぁ~』という、
自分の「感情」に振り回されている以外のないものでもない。
これに気付けないというのは、
”感情の動物”として生きる人間としてはレベルが低すぎる。