《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -7-
人の言葉、
または、
使われている言葉や表現の「本質」を知ることは難しい。
最近は、
サービス業の顧問先ならず、
すべての顧問先で、
この言葉をタブーにしている。
それは、
「お客様のために!」
「身近な人に役立つために!」
最初は、
みんな怪訝そうな顔をされ、
『えぇ~?』と驚きの声さえ上がった。
そりゃそうだ。
50年前からそう指導されてきたから。
私も40~50代の若い頃はそうとらえていた。
「お客様のお役に立てる」からお代金が頂戴できる。
「相手のためにやってのこと」だから評価される。
この言葉の奥深い「本質」を教えてくれたのは、
料理の世界では鉄人といわれたR・M先生。
私の亡父の後輩で、
最初に就いたバイト先の親方様。
『いいか!技で勝とうと考えるな!
そんなものは、
時代の流れとともに変わり、
いつしか追いかけても追いつけない時がくる。
だから、
語り継がれることもない。
大切なことは、
自分と向き合うことだ!
自分を満足させるのではなく、
どこに出されても恥ずかしくない取組方だ。
「お客様の役に立つ!」とは、
お客様の心を動かすこと。
お客様が心を動かされるのは、
商品やサービスや技といった一時的なものではなく、
おまえ自身の「在り方」そのものだけだ!』
私は今も、
この親方の言葉を
基本的なビジネススタンスとして取り組んでいる。
だから、
『顧問先のお役に立とう!』とか、
『顧問先に喜んでいただこう!』などと考えたことは
一度もない。
ただ、
ひたすら、
愚直に、
一所懸命に”やれること”だけに取組んできただけ。
だから、
お金をかけた広告宣伝も一切したこと無し。
いうならば、
最初の受講生から、
これまでの6,565番目の受講生まで、
すべての受講生が紹介という形で受講してくれている。
これだけが、
私の誇りであり宝かもしれない。
気持ちの「整理整頓」はこんなところにも必要かも?