《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -6-
セミナーでなんどか話をしたので、
覚えている方もいるだろ。
サーカスの像は、
小さなときに連れてこられ、
頑丈な鎖につながれる。
小象の頃は、その鎖を引っ張って逃げようとしても、
なかなかその鎖が切れない。
そのうち、
『もう無理だ!』と鎖を切るのを諦めてしまい、
暴れなくなるそうだ。
そうしているうちに小象も大人になり、
あの巨大な身体になる。
もう簡単に鎖は切れるだけの力も持っている。
なのに、
像は鎖を切って逃げようとはしない。
彼の頭の中には、
『もう鎖は切れないものだ!』という概念がしみ込んで、
脳が麻痺してしまっているから。
私達人間も、
この像とまったく同じ。
一度、失敗したことや、
嫌な経験をしたことなどは、
『また同じような結果になるから!』と、
逃げ腰になり、
挑戦しようとしなくなる。
でも、
考えてみれば、
私達だって、
小象が大きく成長するように、
知恵も増えれば工夫も増す。
意外とやってみると、
あまりにすんなり出来てしまい驚くことさえある。
人生を生きる上でも、
ビジネスに取組む上でも、
失敗という結果現象に惑わされて、
それを、
『これはもう私にはできないこと!』と、
やりもしないうちから決めつけないことである。
私達は、
サーカスの小象と同じなのだから。