第4,033号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」        ー33-

 

部下」の立場にある人の「無我夢中の姿勢」とは?

今日はそのあたりのことを復習していこう。
セミナーでも何度も伝えさせていただいたが、
この「無我夢中の姿勢」とは、
毎晩夜遅くまで残って仕事をやることでもなければ、
休みの日にまで、
仕事を家に持ち込んで向き合いなさいということでもない。

無我夢中の姿勢」でまず大切なコトは”記録を残すこと”だ。
会議室の清掃や、
倉庫整理の作業を命じられた時、
3流の部下」は、
上司から『終わったか?』と聞かれてチェックを受ける。
2流の部下」は、
上司が聞いてくる前に、
『ご指示の清掃終わりました』と進んで確認チェックを受ける。
でもそれ以上のレベルの「部下」の姿勢はというと、
『ご指示の清掃終了しました。これがその記録です』と、
記録ノート”を差し出してくる。

これは実際に私が教えられたこと。
その”記録ノート”には、
まず清掃前の状態が写真に撮られている。
そして、
作業開始時間が記され(これも壁の時計の写真がついて)。
作業手順に沿って写真が添えられ、
それぞれに作業開始時刻と終了時刻が記録されている。
最後に、
清掃後の写真が清掃前の写真と並べて記されている。

つまり、
上司がずっと一緒にいて、
部下」の作業状況を、
まるで自分がVTRを見ているかのように確認できる
店舗視察や他店視察の報告書。
支店などで開催されたイベント報告書なども同じ。

あなたの会社には、
ここまでのレベルで作業をする従業員がどれだけいますか?
私がセミナーでいつも口にしている、
出来るか出来ないか?”ではなく「やるかやらないか?」とはこういうレベルを言っている。

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー