第4,008号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」        ー9-

 

上司」といわれる人が陥りやすいパターンに、
立ち位置だけの存在上司”というのがある。
これはどういう上司かというと、
その人の“個の存在”が全く表に現れてこない。
周囲に見せるのは、
部長としての自分。
課長としても自分。
取締役としての自分だけ。
簡単に言うなら”肩書人間”だ。

これは気を付けないといけない。
接しているとすぐに判る。
特徴としては、
部長の俺のいうコトが聞けないのか?』
『お前の面倒は俺が見てやる!』
俺がいなかったらなぁ~・・・』
伊達に部長はやっていないよ』
『今度、飯でも食いに行こう!(これやたらと多い)』
こういう肩書に”凄み”というか、
重圧を加えるように自分の立ち位置を示してくるタイプ。
まぁ~悪気はないんだろうが、
特に女性従業員にはセクハラと勘違いされそうな、
あらぬ誤解を与えてしまうことも多い。
部下を連れての会食ほど”報告書”が必要だ。
こういうタイプの上司は、
部下との会食のほとんがまず経費で落としておきながら、
記録一つ残していかない。

つまり、
いつの間にか、
個人”なのか「役職」なのか?
自分の立ち位置が不明確になっているが故に、
起こる問題が多くなる。
今の若い人の中には、
こういう上司の存在だけが退職に理由になることも多い。

部下”と向きう時は、
個人”なのか?「役職」なのか?
このバランス感覚を失うと危ない。

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