《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」 ー4-
上司といわれる人の中にもいろいろな人がいる。
「部下目線」で見ている上司もいれば、
”上司(上司の上司)目線”で物事をジャッジしていく人。
これもどちらだ良いとか悪いではない。
それぞれに立場もあるのだから、
それが状況によって変わること自体には問題はない。
ただ、
部下と交わした会話の内容。
自分が部下に対して語った内容。
約束したこと。
こういうことを忘れるようでは最低だ。
よくさっきまで部下と話していた内容が、
上司の上司が加わった途端にコロコロ変えるようでは大問題だ。
部下との会話で、
『そうだな俺もB案で行こうと思う』と語っていたなら、
そこに上司の上司が来て、
『あの案件はA案で頼む!』といわれた時など、
『そうですねぇ~私もA案で行こうとたった今、
彼らに話していたんですよぉ~』・・・・では、
部下の立つ瀬がない。
こんな時は、
『そのことですが私達はB案でと考えています。
その根拠は〇〇ですがいかがでしょうか?』とまずは、
自分が上司として語った内容はしっかりと伝える。
その上で、
会社の事情や時の状況に応じて、
その案に知恵と工夫を加えて向きあうような姿勢が望ましい。
もう一つ。
上司は組織の中、
つまり、
課長なら課。
部長なら「部の”目標”」を最優先すること。
言葉を選ばずいうなら、
「自分自身の”目標”」は二の次で良い。
あの野村監督もこう語っている。
彼がプレーイング・マネージャーとしてやっていた頃。
『”自分の成績が良くてチームが最下位”というより、
「自分の成績が悪くてもチームの優勝」を優先すべき』と語っていたが、
その方が結果として高い評価も得ることが可能になる。