《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」 ー3-
「部下を育てる」=”上司はいかに「気付き」を与えるか?”
私は”上司の仕事”とはこれに尽きると考えている。
つまり、
部下へ「気付きのキッカケ」を逢えるか与えないかは上司次第。
部下が”それをどう受け止めるか?”は部下次第。
これが上司と部下の間に交わされるルールの大前提だ。
勘違いしないでいただきたいのは、
『俺はキッカケは与えた。受け止め方が悪いんだ』とか、
『しっかりとした伝え方してくださいよ』と、
互いに不平不満を言い合うことではない。
お互いがお互いの”やれること”を一所懸命にしてこそ、
課や部全体の目指すところに近づいていける。
もう一度繰り返し申し上げるが、
間違っても、
「部下の能力を引き出す」とか、
「部下を一人前にする」とか、
こういう上から目線で上司といわれる人は向き合わないこと。
「全ての責任は上司がとるべきでしょ」と、
間違っても部下たるものは、
上司を隠れ蓑にしてはならない。
そこには、
「お互いの”自責”の上に”やれること”をやる」という基本ルールがある。
このルールを忘れるから、
『あの上司はいつも言うことがコロコロ変わる』
『なんで今あんなことが言えるのか?
あんな上司の下ではやってられない』といった上司への不満。
また、
『全くあいつは使えない』とか、
『こんな基本的なことも知らないのか?』といった部下への不満が満ち溢れ。
そういうつまらないコトが、
せっかくの”縁”を断ち切る原因となっていく。
特に昨今は、
テレワークの中で、
上司と部下の「コミュニケーション不足」が充満し、
お互いの「関係性」を築けないでいるところが多く増えている。
明日からのブログでは、
シリーズのタイトルでもある
”上司と部下の「関係性」のルール”を、
まずは「上司側」から覗いて行ってみよう。