第3,924号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー18-

 

 

純粋なアイディア」とは生まれたての赤子のようなものだ。
A案とB案を重ね、
ようやくのことC案を生み出すことができても、
それを外の世界に発表するのはこれまた至難が続く。
なぜなら、
その生まれたてのアイディアは、
まだ自分の中だけに生きているものだから。
実に純粋で、
ひどく弱弱しい。
純粋であるがゆえに、
外気に触れて生きていけるか?
否定的な意見に罵倒され倒れやしないかと不安は募るだけだ。
でも、
そんな弱弱しいアイディアこそ、
早く外の荒々しい空気にさらした方が良い。
恥ずかしさ、
照れくささもあるし、
無謀と思われるかもしれないけど、
その弱弱しいアイディアを強くして、
独り立ち出来るようにしていくにはこの方法しかない。
外に出して、
打たれて、
叩かれて、
『こんな寒さの中ではこれを着ろ』
『ここはこれを履いた方が良い』
全く人間と同じだ。
そうしながら、
生まれたばかりのアイディアはどんどんと強くなっていく。

『まだどこもやってないしなぁ~』
『そんなこと考えられないよ』
こうして何もしないで、
外に出さずに、
ずっとアイディアを眠らせたままにしておけば、
やがて、
起き上がることもできないような病弱なものになっていくだけだ。

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