《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人は誰もが生まれながらに”感導力”を備えている!」 ー6-
「お客様に喜びと感動を!」
こういうのを”記号化した言葉”という。
こういう”記号化”したコピーをいくら社内に告知したところで、
まず何も変わることは無い。
これはサービス業の中で、
いくら笑顔つくりをして、
いくら「お客様へのお役立ち」と強調してたところで、
玄関マットの歪みに気付けない。
倉庫内の乱雑さを何とも感じない。
廊下に置かれたモップや箒をまたいで歩いたり、
電話やメールが来ても、
一向に返信をしないでいるような人の”感性”では、
自分自身の中に「感動」という波動は生まれてこない。
”目からウロコ”という言葉がある。
これは、
『眼にウロコが張り付いていたために、
普通なら見えるはずのものが見えずらくなっていたが、
そのウロコが取れて見えました』という意味。
これと同じで、
「感動力」はもともと誰でもが持っている力だが、
日常の生活や行動の中で、
『これが当たり前』と思い込んでいるような人達には、
それに気付けないことが多い。
最初に「感動力」とは”気付力”とお話ししたが、
会社でも人でも、
問題のない会社や人はどこにも存在していない。
みんな何らかの問題を持っていて、
それに気付きて、
改良改善に取り組んでいく会社や人だけが、
次のステップへと進んでいくことが可能になる。
かかえている問題は、
”気付くこと”が出来なければ、
改良も改善することも不可能だ。
だから、
ビジネスの世界でも、
今一番、
必要な能力はと問われたら、
紛れもなくこの”気付力(感動力)”なのである。
行動力も、
推進力やリーダー力も、
”気付けなければ”・・・・・「役には立たない」。