第3,816号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-69ー

 

人材教育で重要なポイントは一つだけ。
誰かの為”ではなく「自分自身の為」がキーワード。
企業の人材教育では「経世済民」という言葉が良く使われるが、
この「本質」をしっかりと伝えてリうところは少ない。
企業の向けの研修本などの多く書かれているのは・・・・。

経世済民」とは、
世の中を経(おさ)めて人々を済(すく)う”ということで、「世の中をより良くして、
より多くの人々を幸せにする」という意味

表面的にはそういうことになる。
でもこれをそのまま、
「だから・・・誰もが他人に役立つ行いをしましょう」
「会社に貢献しましょう」
「お客様に喜んでもらうこと役に立つことが第一です」
こういう指導を続けていると、
それを受けた方は”誰かの為に!”が基準になっていく。

そしていつしか、

『おれはこんなに会社の為に頑張っているのに・・・・』
『私はいつもお客様のことだけ考えて行動しているのに・・・』
こういう「感情」に苛まれ、
本当の”目的”である「自己成長」というものを見失っていく。

経世済民」とは、
国の中で最も大切なのは一人ひとりの民である。
その民の幸せは、
国が与えるモノでもなく、
誰かから授かるものでもない。
自らの手で自らやれることをしっかりとやり。
一人ひとりが国の礎になることだ。
それが国を支え、
自分以外の民をも支えることになる

どうですか?
まったく異なる意味になるでしょ。
誰かの役に立つ”とは「相手に喜んでもらうこと」ではない。
この「本質」を忘れてはならない。

これはあのジョン・F・ケネディーが、
大統領就任演説で語った言葉と似ている。

“Ask not what your country can do for you — ask what you can do for your country.”
国家が国民のために何をしてくれるかではなく、国民が国家に対して何ができるか問いたまえ

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