第3,817号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-70-

 

このシリーズも今日が最終回。
このシリーズでお話ししてきた「感情の整理」。
一番重要なことは、

他人軸”を捨てるということ。
簡単に言うなら他人や周囲に惑わされない。
一見すると、
良さそうなことを言っているようでも、
抽象的な他人の言葉には特に注意が必要。
「好ましい習慣を身に着けよう」とか、
「誰かの役に立つ人間になろう」、
「心を正しく持とう」、
「魅力的な人間になろう」・・・・・、
どれもこれも良いことを言っているように聞こえはするが、
実は・・・・、
好ましい”、
正しい
魅力的”といった言葉はどれも抽象的で具体性に欠ける。
こういうことを意識していると、
相手の反応ばかりが気になりだす。

簡単に言うなら、
子供が「部屋の掃除をする」とする。
元々は”部屋の掃除”が目的なのに、
お母さんに褒められるように
叱られないために”と向き合うと、
その目的が大きく方向転換して、
部屋の掃除”が目的ではなく、
その目的は「お母さんに褒められること」とか、
叱れれないコト」になっていく。

真正面から向き合わなくてはならないのは、
そういうことではなく、
自分が部屋の掃除をする」ということ。

サービス業の接客も同じだ。
いつも言っているけど、
お客様に喜んでいただく”のは誘発的目的な目的であって、
真の目的は「自分の仕事への向き合い方」。

私達の感情は、
目の前の現象によって右にも左にも左右されていく。
それは人間として当然のこと。
でもそれを、
しっかりと「自覚」していくことが「感情の整理」の第一歩。

感情」に降りまされないよう。
しっかりと自分自身で、
自分の「感情変化」を自覚しながら、
日々を生きていきたいものである。

長いシリーズありがとうございました。
明日からはまた新しいシリーズで。

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