《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-37-
私達人間の”行動原点”は、
いつも言っているけど・・・全てが「欲」だ。
そんな「欲」の中でも最も強いのが”自己愛”だ。
「欲」を持つこと自体が悪いわけではない。
人間だから・・・・、
自分を良く見せよう。
自分を認めてほしい。
自分を理解してほしい。
自分を評価してほしい・・・こういう気持ちが起きるのも当然。
大切なのは、
その判断基準を”「他人(相手)」に求めるな”ということ。
誰かに喜んでいただく為とか、
誰かの役に立つ為とか、
または、
「自分がされて嬉しいことは他人にもしよう!」
「自分がされて嫌なことは他人にはするな!」といわれるが、
これもよくよく考えれば、
身勝手で自分勝手この上ない基準の話だ。
自分が嫌いだからと、
他人も同じように嫌うということなどない。
自分が好むからと、
他人も同じことで喜ぶ保証などどこにもない。
何かを求め、
何かを手に入れるために行動するには、
あくまでも”自分”でしかない。
それは、
この何かを求め、
何かを手に入れる・・・・コトやモノというのが、
自分の為になるからのこと。
「お客様に喜んでいただく!」というのも、
自分自身が成長していくことで、
自分自身の仕事が全うでき、
お客さまが「いらしてくださった」という行為に対して、
バランスが取れるという結果を生み出し、
さらなる自己成長で、
その先につながっていくか行かないか?が決められるだけ。
”お客様の感情”はお客様のもので、
他人である自分が左右できることではない。
この「原理原則」を理解しないで、
ただ、
「お客様の喜びこそが価値になる!」・・・・と、
そういうところに、
他店との差別化を追い求めて行動していると・・・・・、
”自分の為にやっている”はずの仕事が、
なぜか“疲れ“という結果だけを導き出してくる。
仕事というのは、
他社や他人との”お客様喜ばせ競争”ではない。
私達の全ての行動基準は「自分」。