《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能！」－34－

私のわずかな経験からだが、
自分の”やれること”に「無我夢中」で取組んでいる人に、
他人に対して嫉妬心を抱く人は少ない。
なぜなら、
毎日が充実感で満ち溢れているからだろう。

私の先輩で、
すでに90歳を超えていらっしゃるがそういう方がいる。
経済的に自分より満ち足りているように見える人にも、
年齢的に自分より若い人にも、
立場的に自分より上位にいる人にも、
自分より有名で名の知られている人にも・・・・。
そして、
何よりも、
”他人（相手）”というものが、
自分自身の「感情の中」に存在していないといえる。
そうかといって、
”他人”を無視しているわけではない。
２人で肩を並べ銀座の街を歩いていて、
50mくらい先から人影が目に入ると、
その方の帆先は、
徐々に徐々に、
路肩の右のほうへと向かっていく。
すれ違う時には、
向こうからやって来る人が道の三分の二は占有している。

日頃から、
誰かの為に・・・とか、
世の中へのお役立ち・・・とか、
会社に対する貢献とか・・・、
こういうことは一切口にされない。
でもことごとく、
その行動は、
いつも、
他人（相手）のことを考えているような結果になっている。

この方の口癖。
『口で言うのは簡単だ。
無意識に行動するようになるまでは人の全ての行動は、
作為的で演技でしかない。
本当に頑張っている人間は、
間違っても「頑張ります！」などとは口にしない。
そんなことを口にしている暇など無いからね』。