第3,780号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-33-

 

人間というのは、
なかなか”素直に謝れない”生き物だ。
以外に気付いていない人も多いが、
40代半ばを過ぎる頃になるとこれが顕著に表れてくる。
職場では部下を持ち、
教わるよりも教えることの方が多くなる。
子供も大きくなりはじめ、
生意気なことを口にするようになり、
油断すると親を馬鹿にしかねない。
私のようなセミナー講師という仕事をしている人間も、
こういう人が多くいる。
誰かが自分と異なる教え方をしたりしているのを知ると、
『そういうことは教えないでほしい!』と言い切る人さえいる。
私の教えていることが正しい”と言わんばかりに・・・。
言い切る人もいる。
それは”信念を持っている”とは全く異なる行為だ。
それに・・・「原理原則」からもかけ離れている。

誰が何を教えようと、
相手が3歳児に満たない幼子ならともかく、
大の大人が、
それをどう受け止めるかは自責の問題なのに・・・・。
こういうことをしている人は、
まず、
言っていることと、
やっていることの乖離幅が大きい。
品格などを語りながら、
自分は足を組んでくわえ煙草をしたり。
チョッとした仕草というのは隠せないものだ。

こういう人は男女を問わず”老いる”のが早まる。
一般的に老人がそうだ。
自分に非があるのに断固して謝らない。
こういうのを「老害」というが、
学者や医者、
政治家や、
現役を退いたか?
退かないか?
中途半端な位置にいる会長さんといわれるような人も・・・・。
こういうのはほとんどが、
脳の前頭葉機能低下老化によるといわれている。

でも、
全てのそういう立場の人や老人に当てはまるわけではない。
80歳になっても90歳になっても、
素直に謝れる人というのは老けていかない。
これはしっかりと「感情の整理」が成されているから。
嬉しいことは喜び。
悲しいことは涙し。
周囲の状況をしっかりと感知する機能が健在だからだ。

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