《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は”一歩一歩の積重ね”で前に進む!」 -20-
”評価は他人がする”
これははじめて係長になった時に部長に教えられた言葉。
最初はこの言葉の表面的なところだけを受け止め、
『他人が評価するんだから・・・他人がどう受け止めているかが大切なんだ」と受けとめていた。
だから、
仕事をしても、
『これで部長からの評価はAをもらえるだろう』とか、
デパートマンだったから、
『こうすればお客様が喜んでくれるだろう』
どんどん進むと、
『これならお礼状がいただけるかもしれない・・・』
こんなふうに”見返り”までも心の奥で待ち望むようになった。
だから、
いつも”出来栄え”だけを気にして、
自分の中で「完璧!」と思い込んだ時、
相手の反応がそれにそぐわないと、
少しづつ苛立ちを感じはじめ、
やがてストレスを生み出していった。
”評価は他人がする”とは、
自分の仕事をどう受け止めるかは”相手の基準”。
それは一人ひとり異なり、
その一人ひとりの「相手の問題」で自分には関りの無いこと。
自分に関わりのあるのは、
「自分自身がその仕事に対してどう向き合ったか?」
これしかない。
この評価は「自分」しかやれない。
「お客様の喜ぶことを!」
「お客様が価値と感じることをお届けすれば、
それが自社の強みになり差別化につながる!」
こういうレベルで指導をしていくのは、
何とか目の前の作業レベルをやらせるだけの、
新入社員レベルだけだ。
「仕事」として向き合うレベルになったら、
それでは届かない。
そして、
その「本質」を理解したものだけが、
その先に”真のリーダー”になっていく。