《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「人生は”一歩一歩の積重ね”で前に進む！」　　－４－

人生も70年近く生きてくるといろいろなことが起こる。
中学や高校時代の仲間と集まると、
やれ誰々が死んだとか、
自分の話だって、
若かりし頃の自慢話が終わり現実的な話に入ると、
まずは身体の調子のこと。
老眼にはじまり、
膝が痛い、
腰が痛い、
持病がどうのと続いて、
次は年金の話へと移っていく。
まぁ～、
年寄りの健康談義と年金の話は情報交換でもあるのだろうが、
そんな70代の中でも、
頭の髪はボリューム感こそなくなっているけど、
背筋は伸びて、
歩く速さも早く、
とてもそんな年齢に見えない人もいる。
こういう人はいったいどこが違うのだろうか？

実は私も、
70を直前にして、
持病一つ無く、
病院に行くのは突発的に起きた”病”の時だけ。
よく周囲の人から、
『先生はとても70歳には見えません！。
きっといろいろなことに”前向き”だからなんでしょうね』
こう言われることが多くあるけど、
そんなことはない。
落ち込む時は落ち込むし、
目の前の”出来事（現象）”に振り回されることだらけだ。
でもこれだけは言える。
一瞬落ち込んで、
頭抱え込んでしまう時だってあるけど、
すぐさま、
そう数分すると、
その目の前の”出来事（現象）”の受け止め方を変えてみる。

私の考える”前向き”とは、
明るく元気な挨拶で周囲の人まで明るくしようとか、
そういった表面的なところに観点を置いてはいない。
”前向きな姿勢”とは、
目の前に起きる”出来事（現象）”そのものの
とらえ方の中にこそ存在している。

続きはまた明日。