第3,733号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は”一歩一歩の積重ね”で前に進む!」  -2-

 

今日は亡父の祥月命日。
あれからもう35年が経った。
生きていればちょうど100歳だ。

そんな亡父と初めて、
大きなパーティーに連れていかれた時、
その受付で氏名と住所を記入しなくてはならなかった。
学生時代から野球をやらせてもらう条件の一つとして、
書道をやらされていて日本書道教育学会の有段ではあったが、
あがり症で、
身近なところで人様に見られていると意識が、
手をこわばらせ、
うまく筆が運ばなかったのを覚えている。
その時、
亡父からいわれたショックな一言・・・それは、
『お前は”書痙(しょけい)”だな。
他人の目線や評価ばかりを気にしているからだ。
小欲知足(しょうよくちそく)”を忘れるな』
20歳の当時の私にはとても難しく理解に及ばなかった。

当時の私は、
デーパートマンとして働きだした頃で、
会社の教育でいわれる、
「すべてはお客様の喜びの為に!」
「お客様への役立度合いの差が差別化を産み自社の価値になる」
毎日のようにこう教え込まれてきたことを、
表面的に受け止めていたからだろう。
それはいつしか、
「会社の仕事はどう評価されるかが全てだ」
「上司に必要とされる部下にならなきゃ!」
「同期の中でダントツの№1しか価値はない」
こんなふうに物事の基準を勝手に決め込んでいた。
だから口癖は、
「社会貢献だよ」
「どれだけ役に立っているかだよ」・・・・と、
目先の表面的現象だけをいつしか追い求めるようになっていた。

亡父の言葉はそんな心の奥底をかき回すような言葉だつた。

続きは明日のブログで。

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