《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「運命とは”目の前の選択結果の積重ね”」 -54-
人と接する時に誰しもが感じるものがあるはず。
『この人良い感じ!』とか、
『えっ!何この人?』といった違和感とか、
いわゆる第一印象といわれるものだが、
結論から言うと、
まずこの第一印象ほどあてにならないものはない。
他人との出逢いでのやり取りは、
言い換えるなら、
お互いの「気」のやり取り。
これを表面的に受け止めるとまず失敗する。
笑顔が良いとか、
話すことが前向きとか、
腰が低いとか、
目に見えるモノ、
耳に聞こえるコトは、
まずただの”現象”と同じだと受け止めたほうが良い。
大切なのは、
その後のその人の行動に現れる。
小まめな連絡をしっかりするかとか、
小さな感謝の言葉を欠かさないとか、
一番明確なのは、
最初は、
自分にとって何か”利”があると近づいてくる輩だ。
こういう輩はすぐに判る。
自分にとって”即効性のある利”が無いと判断すると、
急に連絡がなくなる。
それから初対面から、
もみ手をしながら近づいてくるような輩も、
まず気を付けたほうが良い。
それから、
『私は周囲の人は幸せならそれで満足なんです!』とか、
『誰かの役に立てればそれで良いのです』などと、
耳に心地よいことばかりを語る人間も要注意だ。
こういう輩は、
相手に対して、
自分が嫌われる種をまかないことだけしか考えていない。
”第一印象”が大切だとは言われるけど、
それは常識的な範囲の中で納まっていれば大丈夫。
変に意識して”いい人”ぶらいことだ。
人間関係は最初っから「素」で向き合うことが一番。
”第一印象”ほどあてにならないものはない。