《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-98-
永くお読みいただいたこの、
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」シリーズも、
今日を含め、
いよいよあと3回。
受講生をはじめ、
これまでに56名の方から、
『”思い込み”と気付けたら楽になった!』といったメッセージが。
逆に、
『”思い込み”かもしれませんが、そうしないと進まないのが職場のような気がします・・・・』といったメッセージも。
今日は、
ビジネス組織の中での”思い込み”の受け止め方。
私達は感情の動物だから、
とかく感情でものごとを推し量り、
判断しようとしがち。
「感情」・・・・いったいどういうものなのか?
定義されるとこうなる。
”様々なことに接して生まれる心の状態”
つまり、
目の前にあること、
あるモノ、
状態を、
見たり、
聞いたり、
触れたり、
食したり、
嗅いだりした時に沸き起こる心の状態。
この”心の状態”というのが、
悲しみ、怒り、諦め、妬み、恨み、嫌悪、驚き、
それに喜び、共感、共鳴といったもの。
だから、
人の考え方、とらえ方というものは、
100人いれば100通りあるということ。
ビジネスの世界では、
会議や決め事を決める時など、
『いろいろな意見があって良いんだ!』といわれるが、
実は、
ビジネス組織の中などでは、
この”いろいろな意見”というのを、
この「感情論」で捉えていくと、
まったく別の方向へと進んで行ってしまうことになる。
確かに、
”いろいろな意見”はあって良い。
でも、
リーダーはそれを、
あくまでも参考意見として捉えなくてはいけないということ。
ビジネス組織で物事を判断していくときには、
「原理原則論」で向き合う。
これが”思い込み”から脱する方法。