《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”ホスピタリティの本質”はここに在る!」 -5-
会社の仕事でもそうだけど、
”結果”を意識すると間違いなくミスを犯す。
だから、
マネージメントでも大切なことは、
”目的指示”は絶対に出してはならない。
指示を出す時は、
必ず「行動指示」に落とし込むことだ。
”目的指示”だけで済むのは役員クラスの中だけ。
会社の経営理念なども、
私のサラリーマン時代は、
朝礼で大きな声を出して唱和させられたが、
今から考えれば、
あの時代だからあれで良かったが、
今ではあまり意味を成さないものだとつくづく感じる。
”経営理念”とは、
会社のトップリーダーと呼ばれる立ち位置の人達が共有しなくてはならないもので、
一般管理職やその下で働く人達は、
”経営理念”を具体化させた「行動指針」の共有だ。
会社の中でのつながりというか、
この「行動指針」が共有化されているかいないかは、
次の質問をすればすぐに判る。
『会社の経営理念を達成するために、
社員一人一人は具体的に何をやればよいのですか?』
これが、
部長クラスになっても答えられない人が意外と多い。
だから私は、
就活の学生にいつもする話は、
『採用面接で必ずこの質問をしなさい!』といっている。
企業の「ホスピタリティ」の根源はまさにここ。
目的意識の共有化ではなく「行動指針の共有化」。
会社の経営理念が暗唱できて、
いつでも口に出して言えることが、
重要なコトだと思い込んだら大間違い。