《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”ホスピタリティの本質”はここに在る!」 -3-
昨日のブログでもお話ししたが、
お客様(ご主人様)が求めることを的確に遂行すること、
きちんとその作業をこなすことを「サービス」と呼ぶのなら、
「ホスピタリティ」ではお客様との関係はあくまでも対等。
そしてここからが”サービス”との大きな違いになっていく。
「ホスピタリティ」をもって行う行動は、
マニュアルに決められているからやるのではない。
上司に命令されているからやるのでもなく、
もちろん、
『これが当社の”価値”です!』と、
他社との差別化とばかりに売り込むためにやるものでもない。
あくまでも軸となるのは”自分”。
よくいわれる、
「お客様が何を求めているのか?
どんなことをしてあげたらお客様が喜ぶのか?
それを先を読んで考えながら行動し、
手厚くもてなすこと」・・・・と思われがちだが、
これもいわば2流の受け止め方といえる。
1流の「ホスピタリティ」とは、
以前ブログにも書いたことがあるが、
≪仕事とが武道成り!≫
この精神が根底に在ることが1流の絶対条件となる。
もう一度、
復習の意味も込めてこの言葉の意味を書くと、
「仕事」とは”我に仕え 我成すコトに事える”。
つまり、
目線はいつも”自分自身。
会社からの評価を得るのために、
上司に喜んでもらう(上司の評価を得る)ために、
お客様に喜んでいただくために・・・・やるのではなく、
あくまでも、
自分自身の成長のために向き合うべきことというのが、
覆すことのできない「原理原則」である。
この「原理原則」を成し遂げた時にだけ、
先ほどの、
「お客様が何を求めているのか?
どんなことをしてあげたらお客様が喜ぶのか?」というのが、
形として必然的に後からついてくる。
これを置き忘れると、
私達の行動は必ず「手段」を選ぶようになっていく。
「手段」を用いて身に着けたものは永くは続かない。