《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな!」-68-
よく、
「なんでもどうせやるなら”楽しく”やろう!」というが、
よくよく考えてみるとおかしな言葉だ。
”楽しさ”というのは、
モチベーションと同じで、
その人の心の中から沸々と湧き出てくるもの。
ましてや、
やったこと、
経験したことのないことを”楽しく”といったところで、
道理的にそれは無理。
表面的に”楽しそう”な雰囲気を出すことしかやれない。
「楽しさ」を手に入れるには、
いつも言っているけど、
目の前の取り組みごとに
”無我夢中”で取組んでみることしかない。
自分が後悔することなく、
他からの評価を気にすることなく、
”無我夢中”で取組んでいると、
まず70%は”面白く”なっていく。
”面白い”・・・「楽しくなる」一歩手前のような心境。
ここからさらにのめり込んでいくかどうかで、
次のステップの「楽しさ」が待っている。
「明るい言葉をたくさん使うと、
自分以外の周囲の人をも明るくしていくから、
そのためにもそういう言葉はどんどん声に出していこう!」
これも新興宗教的なまやかしのようなものだ。
まず、
”周囲の人をも明るくするため”・・・これ自体が作為的な行動。
作為的な行動をとると、
心理学的にも人は必ず”手段”の選択に走り出す。
”手段”を選ぶようになると、
目的はどんどんと違った方向に走り出していく。
大切なことは他人ではなく”自分”。
「自分がどう取組んでいるか?」で、
自分の周囲に起こる”結果現象”は変わってくるだけのこと。
それに、
”他人と過去は変えられない!”
これは絶対的な「原理原則」だ。